修理交換用ディスプレイ(画面)の品質管理について

本日は修理レポートではなく、弊社のパーツ品質のチェックをどうやっているのかを紹介致します。

パーツの品質について

まず、パーツの品質は、「コピーパネル<組み立てパネル<再生パネル」の順で品質が分かれます。
コピーパネルは、コネクターや液晶を含め全ての部品が非純正で出来ており、安価であるが品質面でトラブルが多いパーツになります。
組み立てパネルは、液晶以外が非純正となっておりコネクター部分の精度が品質に大きく影響するパーツとなります。
再生パネルは、表面のガラス以外全て純正なので、やや価格は高くなりますが、品質も良くトラブルも少ないパーツとなります。
弊社がお客様に提供しているパーツは、高品質な再生パネルのみとなっております。

品質チェックについて

さて、弊社がお客様に提供するパーツは、高品質な再生パネルを発注して終わりではございません。
注文品到着後に、お客様に提供して問題ないクオリティであるかのを弊社基準のテストを行い厳正にチェックしております。
お客様に提供するパーツは、常に最高な品質な物を使用することが弊社の誇りです。
また、不具合を抱えているパーツを付けると、稀ですが基盤に悪影響を及ぼす可能性もございます。
そういう危険性を未然に防ぐ事も考慮し、弊社基準の品質チェックをメーカーのチェックと併せて行なっております。
では、パーツの品質のチェックの方法ですがこちらの機械を使用します。

上記の機械は「ディスプレイ品質チャッカー」と呼ばれる機械です。
この機械はディスプレイをテストするにあたり、バッテリーと簡易的な基盤の役割を担ってくれるテスト専用の機械です。
この機械にディスプレイを装着して、一枚一枚に異常がないかチェックしていきます。
では、実際にチェックを致します。

今回はXperiaZ3のディスプレイで検証いたします。
納品時も発注元の検査を受けてから弊社に届いているのですが、ディスプレイは精密機器なので空輸された際に不具合を起こしてしまっている可能性がございます。
その不具合は、見た目だけでは判断が難しい場合が多いので、ディスプレイ品質チェッカーを使用して、検査する必要があります。
弊社が取り扱う数百枚にも及ぶ交換用ディスプレイの全てをこの機械で再度、検品しております。
早速、ディスプレイ品質チェッカーに繋ぎ、品質をチェック致します。

こちらの画像をご覧ください。
ディスプレイが点灯していません。

しかし、ご覧の様にバックライトはしっかり点灯しています。
このパーツは、液晶が正常に働いておらず、画像を出力できない状態だと判断できます。
このパーツは、お客様に提供できないディスプレイとして処理されます。
もう一枚、不具合を見つけました。

テスト画面は立ち上がっていますが、黄色い丸の中に黒い線が入っています。
空輸時にダメージを受け、画面の一部がブラックアウトを起こしてしまっております。
このパーツも、お客様に提供される事はありません。
この様に、不良パーツはドンドン弾いて行きます。

今回は、特に画面上の異常はありません。
ただし、タッチに異常がある可能性も考えられますので、タッチテストも行います。

ご覧の様にタッチテストを行います。
タッチが正常だと、画面上の四角いタッチマーカーに触れた際に、緑色に変わります。
画面に線を描きつつ、全てのタッチマーカーに触れ、タッチが正常である事を確認してチェック終了となります。
また、微妙な色合いの違いや非常に小さな黒点が現れるディスプレイ異常も見落とさない様に、細心の注意を払い検品を行なっております。
厳しい検品を行なっているので、弊社はパーツ品質に絶対の自信があります。
故に、交換パーツには3ヶ月間の無償修理期間を設けております。
全ては、お客様に最高の技術と品質を提供する為に、妥協のない姿勢で品質管理を行っておりますので、安心してSMARTFIXに修理依頼をご用命頂ければ幸いで御座います。

 

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