スマホ水没トラブルが起きる4つの場所と対処方法

お盆も明け、夏のレジャーをみなさま楽しんだのではないでしょうか。
それに伴って、スマホ水没によるデータ復旧・本体復旧のご依頼をかなり増えています。
SMART FIXのお客様の実際の水没事例から、注意すべき場所と万が一の際の対処ポイントをまとめました。

1.海水浴場

ビーチ

海水没のお客様で多いのが、防水ケースごと浸水してしまうパターン!

防水ケースに隙間や穴が開いていた等々…防水とはいえ油断は禁物です。

海水は水没の中でも特に深刻で、あっという間に中の基盤やパーツが錆びつき復旧が難しくなってしまいます。

ちなみに海に落としたiPhoneはこんな感じになります。
海水没したiphone

万が一海に落としてしまったら、水没の際は以下を参考にしてください。

以前はグアムに海外旅行に行っているお客様からの問い合わせもいただきました。

キャリアの保証、メーカーの保証に入っている→YES

スマホ本体よりも写真やデータの方が大事→YES

上記の条件に当てはまる方は、スマートフォンを精製水、純水(水道水でも可)の水に浸して袋詰めにおくことが最善策です
この時simカードとトレイを外しておくと内部に水が行き渡り、より錆びにくくなります。
水没後3時間位内にこちらの処置が出来れば復旧確率もかなり高まります。

この状態で袋に空気が入らないように密閉して、スマホ修理屋さんにご相談ください。

思い切った方法ではありますが、スマホよりも大切な思い出を救い出すためお試しください。
SMART FIXでは海水没からのデータ復旧の実績もありますので、ご相談ください。

2.川

川

川の水であれば水道水に近いので、比較的復旧率も高いです。

とはいえ、水ぬれには十分に注意して、川で涼んだり、BBQをしたりして楽しむのが一番ですね。

もう一つは定番の画面割れ!

胸ポケットに入れているとうっかり落ちてしまい画面が割れてしまうこともしばしば…
水場に行く際には合わせて画面割れにも注意しましょう。
ちなみに川に落としたiPhoneはこんな感じです。海水没に比べたらなんとかなりそうな見た目ですよね。

普通の水没iPhone

3.プール

プールで遊ぶ子供

プールの水は川と違って塩素や不純物が入っています。スマホが水没してしまったときは、
純粋な水よりも、ショートや錆が付きやすいので、そのまま乾燥させるというのは非常に危険です。

そのまま乾燥して復旧するケースは、基盤には浸水しなかった軽度水没の場合か、
純粋な水による水没の場合のみです。水没後の対処はくれぐれも注意してください。

4.汗

汗を拭く女性

この夏意外と多いのが汗による水没です。気づいたらスマホの電源が入らない・・・。

それで何度も電源を入れたり切ったりするのはショートによる故障の原因です。

汗でぬれた手でのスマホ操作や、スポーツ時のポケットに入れておくことなどは、十分に注意しましょう。

特に画面割れやフレームが歪んで隙間が空いてしまっていたり、

長い期間使っている端末(iPhone5やiPhone5s等)に関しては液晶とフレームの隙間から水分が入ってしまうことがあるので、
早めに対処することをおすすめします。

最後に、この夏、海水やプールといった場所でスマホに異常が起こった場合は水没してしまっている可能性が高いです。
その際自力で乾燥させるのではなく、専門のスマホ修理屋さんに電話してどう対処するのが良いか相談してみましょう。